【おすすめ書籍】鍼灸国家試験対策!最近の国試は『病気が見える』からの出題めっちゃ増えてます!

勉強
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今回は僕が鍼灸専門学校の教員時代に何度も何度も感じたこと、

学生は絶っっっ対に『病気が見える』シリーズ買った方が良い」

 

についてお話していきたいと思います。

 

一応冒頭で「病気が見える」シリーズがどういった本なのか

説明していますが、どんな本かは医療系の学生であれば

ほぼ全員が知っていると思うので、

「で結局なんでおすすめなの?」という方は

飛ばし読みしてもらって大丈夫です。

 

このブログの執筆者

病気が見えるシリーズとは

病気が見えるシリーズは

メディックメディアから出版されている疾病各論の参考書です。

一冊ごとに系統で分かれていて、

  • vol.1 消化器
  • vol.2 循環器
  • vol.3 糖尿病、代謝、内分泌
  • vol.4 呼吸器
  • vol.5 血液
  • vol.6 免疫、膠原病、感染症
  • vol.7脳、神経
  • vol.8 腎、泌尿器
  • vol.9 婦人科、乳腺外科
  • vol.10 産科
  • vol.11 運動器、整形外科
  • vol.12 眼科

の12冊からなるシリーズです。

特徴① イラストが多く理解しやすい

病気が見えるシリーズの特徴でまず挙げられるのはわかりやすくデフォルメされたイラストです

難しい疾患の話をシンプルなイラストで説明してくれるため文章だけで見るよりも圧倒的に理解しやすいです。

さらにイラストだけでなく、実際の組織画像レントゲン画像などが豊富に用意されている所も、実際の映像が見たいという方に向けてオススメできるポイントです。

特徴② ちょうど良い詳しさ

これ、読んだことある方ならめちゃくちゃ共感してもらえると思うんですが、一見、シンプルで最低限のことしか書いてなさそうなのに「そんなことまで書いてんの、、?!」ってくらいしっかりした情報が詰められてるんですよね。

さらに、この本の素晴らしい所は難しいことまで説明しているのに説明に使う用語がコアすぎない所だと思います。

詳しい内容を説明している本って、そもそも使われている用語が難しすぎて用語調べから始まるっていうのがあるあるなんですが、さすが「病気が見える」と謳っているだけあります。

専門的すぎない用語が使われているからすごく理解しやすい!

 

鍼灸学生に買うことを勧める理由

ここからが本題になります。

僕が数年間、専門学校で教員として授業をしていた中で「国家試験を意識して勉強するなら絶対に『病気が見える』使った方が良いよな~」っていうのは本当に何回も思ってました。

授業資料を作る際も「病気が見える」シリーズには本当にお世話になりましたしね。。。

その節はありがとうございました。。。

(資料に使ってる先生多いですよね)

ズバリ、国家試験が「病気が見える」を参考に作られている

もう結論はこれです。

これは僕が国家試験対策などをしている教員だったからこそ気付けたポイントだと思いますが、国家試験科目のひとつである臨床医学総論や臨床医学各論を見てみると、「明らかにこれ「病気が見える」から引っ張ってきたでしょ」って問題がちらほら見つかるんですよね。

 

以前は、「国家試験の問題は教科書からしか出ない」というのが定説でしたが、

 

 

それははるか昔の話です

 

 

ここ数年の新しい問題を見ていると「もはや教科書見てなくない?」ってくらい「病気が見える」ベースで問題が作られています。

 

教員の中でも「これ明らかに『見えるシリーズ』しか見ずに作ってますよね?」って会話が普通にあります 笑

 

そのくらいそういう問題が増えてきてるんですよね。

これは国家試験対策をしてきた元教員の僕が言うのでまず間違いありません。

そしてこの流れは今後さらに強くなっていくと思います。

 

理由はシンプルで、もう教科書から問題出すのは限界ってことです。

新しい問題を作るときに、

 

①ずっと出典に使われてきた教科書 

②ほとんど出典に使われていない、なおかつさらに詳しい内容が乗っている参考書

 

のどっちを使いたいかって言われたら聞くまでもないですよね

 

というのが、教員サイド・作問者サイドの考えな訳です。

じゃあ対策はどうするかといったら、買っちゃうのが一番早いです!

 

「図書室で借りたらよくない?」と言う方、その通りです。借りるの、全然いいです。

ただ、看護学校や大学医学部であれば「病気が見える」シリーズが何冊も置いてあると思いますが、今のところ僕が見てきた鍼灸専門学校(図書室の内容を知ってる)には、シリーズが1冊ずつしか置いていない学校が多かったんですよね。

となると受験シーズンが近づくにつれて貸し出し競争が激しくなることが予想されます。

いざ勉強したい時に見たい本が無い、というのはその日の勉強のモチベーションにも響いてしまうので、そうであれば思い切って買ってみるのも一つの手かと思います。

ハラミ
ハラミ

あとはシンプルに全巻持ってたらかっこいいよね、、!(形から入るタイプ)

 

 

まとめ

今回は、鍼灸国家試験の問題が「病気が見える」シリーズからめっちゃ出てるからそれ買って勉強した方が良いよ、っていう話でした。

とは言え、全巻揃えるとなかなかの出費になると思うので、友達同士で協力してクラス用、グループ用に1セット揃えるって方法もアリなんじゃないでしょうか。

 

皆さんが国家試験に合格して、素晴らしい鍼灸師になることを祈っています。

ではこの辺で!

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