どうも、ハラミと申します!
今回は看護学生さんや、もしくはこれから看護学校などの医療系専門学校へ入学する予定の方に向けて、iPadを使った勉強法をおすすめしたいと思います。
学校でiPadを使うメリット・デメリットについてはこちらの記事で解説してるのでこちらも併せて読んでみて下さい。
ちなみに、もし「できればiPadが欲しいけど高いんだよな~・・・」と迷っている方がいたら、もっと値段を抑えた上で便利かつオシャレに使える『スマートノート』という選択肢もあるので、気になる方はこちらの記事も読んでみて下さい!
このブログの執筆者

看護学校でiPadを使う学生さんは実際どれくらいいるのか
本題に入る前に、現在の看護学校ではどのくらいiPadが普及しているかという点が気になる方もいるんじゃないでしょうか。
iPadの購入を考えている方なら知っておきたいポイントだと思いますが、参考として僕の通っている看護学校でどのくらいの人がiPadを使っているかと言うと、
0人です

そんなことある?笑

全く同じことを思ったよ笑
僕は入学してから周りの様子を見てiPadの購入を検討しようと考えていたので、入学後に先生に「iPadを使っている学生さんはどのくらいいますか?」と聞いてみたんですが、まさかのゼロでした笑
それどころか、質問をした先生に
「いらないでしょそんなの」
と言われる始末。
腹が立った僕はその日にiPadを買いました。

それで買うのも
どうかと思うけど笑

勢いも大事だよ、、
ということで、僕の通う専門学校では全っっっく普及していなかったiPadですが、学校によっては入学時にタブレットの購入が義務付けられている所もあったりします。
その分学費はかさみますが、タブレットには教科書データがすでに一式入っていたりするので、
「今の時代、紙なんてコスパ悪いだけでしょ!」
と思う方はタブレット導入校を基準に探してみるのもいいかもしれません。
iPad勉強に必要なもの。〈iPad〉と〈Apple Pencil〉のみ。
僕は第7世代のiPad(32GB)を購入しました。
他のブログではiPad Pro を勧める方が多いようですが、勉強に使うのであれば無印iPadで全く問題ありません。
iPad Proを勉強目的で購入するのであれば、明らかにオーバースペックです。
無印を購入して浮いた分のお金を学費や参考書の購入に使う方がよほど有意義だと個人的には思います。
無印iPad(32GB)について、データ容量は一見少なく思えますが、、現在1年生の後期のタイミングでの使用ストレージ量が11GB(不要なアプリも残した状態) → 2年生前期のタイミングでの使用ストレージ量が12.7GBなので、使っている感覚としては「全然足りそうだな」という印象です。
ちなみに後ほど紹介しますが、僕が一番勉強で使っている『カメラのデータフォルダ』に関して、1年生の半分が終わった段階でのデータ量は87MB → 2年生前期の段階でのデータ量は1.73GBです。
全く問題ないですね。
iPad miniと迷っている方へ
iPadの購入を考えている方の中には、〈iPad mini〉と〈無印iPad〉で迷っている方がいるかもしれません。
恐らくそれは臨床に出た後のことを考えて、「ユニフォームのポケットにも入るサイズが良いんじゃないか」と考えているんだと思いますが、個人的にiPad miniはおすすめできません。
理由はシンプルに、小さすぎて勉強に向かないからです。
iPad miniは持ち運びに特化した便利な機種ですが、そこに何かを書き込むといった作業をしたい場合、画面の小ささが大きなストレスになります。
知り合いの鍼灸学生さんでiPad miniを授業で使っている方も「復習には良いけど授業中には使いづらい」と言っていました。
もしiPad miniを買うのであれば、お金の余裕がある時に、復習用のサブ機として使うのが良いんじゃないでしょうか。
iPadを使うメリット
具体的な勉強法を紹介する前に、僕がiPadを実際に使ってみて「めっちゃ便利じゃん!!!」と感動したポイントを紹介させてください。
プリントを家にも学校にも貯めなくて良い
看護学校に入学してみてびっくりしたのが、毎日配られるプリントの量です。
パワポを使う先生が多いので、毎授業ごとに分厚い紙束を渡されるんですよね。
クラスメイト達を見てると何冊も何冊もまとめ用のファイルを買ってるんですが、あれは絶対ロッカーの中パンパンだと思います。
これが3年間続くとよく見るプリントタワーが出来上がるわけですね。
で、僕の場合ですが、僕は撮影したら家に持って帰って速攻で捨てます!
データフォルダ内で科目ごと・もしくは担当教員ごとにフォルダを作って分類しているので、あのプリントどこいった??ってことがまずありません。
全部がiPadの中にあるわけですから、探し物の効率がめちゃくちゃ良いです。
僕は書類の管理が本当に苦手で、気づいたらぐちゃぐちゃになっているタイプの人間なので、全部iPadさんにお任せしているお陰で今も生きられています。
何種類もペンを買わなくていい
板書が必要な授業の時、教室内ではみんながペンを何度も持ち換えてカチカチとノックする音が響き渡っています。
確かにカラフルなノートは見やすいですが、そこにこだわる余り、先生の話を聞き逃すことが少なくありません。
けれどiPadならApplePencil一本で何色でも使えるので、いちいち持ち換える必要がなく、一瞬で色を切り替えることが出来ます。
時間のロスを減らせる分、先生の話をちゃんと聞く余裕を持つことができるわけです。
綺麗に板書しながらもしっかり先生の話を聞く時間を確保する
という点において、iPad以上に優れたツールは無いな実感しています。
どこでも見ることができる
これは本当に便利です。
看護学校はテストの数が尋常じゃなく多いので、隙間の時間を使って復習することが大事ですが、授業プリントやノートを電車やバス内で広げるのはさすがに気が引けますよね。
けれどiPadであれば場所を気にせずに開くことが出来るので、効率的に勉強を進めることができます。
僕は学費・生活費を稼ぐためにバイトを週6くらい入れてるので、同じくお金に余裕のない社会人の皆さんにこそ初期投資としてオススメしたいです。
iPadを使いだしてから「勉強を始めるまでのハードル」が下がったので、昔学生をしていた時より全然勉強するようになりました。
iPadを使った勉強法
ようやく本題です。
iPad勉強法をネットで調べてみると「資料をPDF化して・・・」「ノートは・・・で」など色んなことが書いてあるんですが、それらを見ていると情報がありすぎて逆に混乱します。
なので僕はだいぶシンプルに使うようにしています!
購入された場合も真似しやすいのでぜひ参考にしてみてください!
勉強法① 配布プリントはカメラで撮影して画像に直接書き込む
これが今回一番伝えたい部分なんですが、意外と他のブログには書かれてないなーとも思う部分です。
確かにPDF化できるアプリなどを使った方が画像の傾きもないですし見た目も綺麗だと思います。
けど実際やってみると、割とめんどくさいんですよね。
撮影してPDF化した際に読み込みに地味に時間がかかったりして、それがストレスに感じたので、僕はすぐにやめました。
ではどうやっているかというと、
- カメラで撮影した画像をデータフォルダから選択
- 『編集』→『マークアップ』の順でタップ
- 画像に直接書き込む
の3工程だけです!シンプル!!


僕の学校では授業用にカッコ埋めプリントが配られることが多いので、こうやって書きこんでいっています。
管理もデータフォルダ内で各教科ごとのフォルダを作っていくだけなので、めちゃくちゃ簡単です。
さらにこの方法の良い所は、『アプリを使っていないからストレージを圧迫しない』ことです。
先ほども説明しましたが、1年生の半分が終わった段階でのデータ量はたったの87MBです。
メインの勉強法でこれだけコンパクトに抑えられているので、「卒業までの3年間でストレージがパンパンやで、、」ということはまず有り得ないでしょう。
勉強法② 板書やメモはGoodNotes5を使う
有料ノートアプリは色々ありますが、僕が使っているのはド定番のGoodnotes5です。
詳しい使い方は他ブログを参考にしてもらったら分かりやすく書いてあるので割愛しますが、このアプリひとつで全ての科目のノートを作成して一括管理することができるので、通学中のちょっとした復習にはもってこいだと思います。
いちいちノートを分けたり探したりする時間から解放されたので、勉強のみに集中することができてめちゃくちゃ便利です。
ちなみに『iPadは主にノートとして使いたい』という方の場合は、スマートノートの方がお安く・かつ同じようにデータとして管理できるので、そちらの方がお勧めです。
勉強法③ ヒューマンアナトミーアトラスはダウンロード必須(個人的に)
最後に紹介するのは解剖学の勉強においてめちゃくちゃ使えるアプリ、ヒューマンアナトミーアトラスです!

解剖学ってみんな苦労すると思うんですが、その原因の一つが「イメージしにくい」という所だと思います。
教科書には写真やイラストが載っていますが、「実際どんな形なの?」「どこにあるの?」というのは一部を取り出しただけの写真では分かりづらかったりしますよね。
けれどこのヒューマンアナトミーアトラス、写真を見てもらえれば分かる通り、身体のどこでも好きに見ることが出来ます。
皮膚、筋肉、神経、臓器またはその断面まで、操作一つでお好きなところをあらゆる方向から見ることが可能です!!(変態)
初学者の方には本当にオススメしたいアプリですね。
アプリの価格としては3,060円とお高いですが、解剖の医学書を買うと思えばむしろ安いくらいです。
医学書は薄っぺらい本でも平気で数千円しますからね。。。
しかも解剖学の本は「この本には〇〇が載ってるけど△△は載ってないんだよな~」っていう事がよくあるんですが、このアプリひとつあればほとんどの構造を好き勝手に見ることが出来るのでむしろ解剖書を買うよりも断然おすすめできます。
おすすめしない勉強法
番外編として、個人的におすすめしない勉強法も紹介したいと思います。
あくまで個人的な意見で、他のブログでは推奨されてたりもするので、参考程度に見てもらえれば大丈夫です。
教科書をiPad内に取り込む
これ、個人的にはおすすめできないと思ってます。
なぜかと言うと単純に『iPadの画面じゃ教科書は見にくい』
これに尽きます。
確かに教科書一式を丸々iPad内に放り込めば重い教科書を持ち運ぶ必要もなく、いつでも好きに勉強することができます。
ただ、さすがにiPadやiPad Proの画面では見にくいんじゃないかと個人的に思っています。
教科書1ページであれば画面いっぱいに十分な大きさで表示させることが出来ますが、開きの2ページ両方を見ようと思うと、ズームしたりしないといけないのが地味にストレスになってくると思います。
さらに、教科書を見ながらノートを使うタイプの授業の場合は、画面分割で教科書とノートを同時に表示させるためさらに画面が見づらくなりますよね。
そう考えると、教科書は紙で持っておいて、本腰を入れた勉強(家や学校)の時に使うのが良いんじゃないかと僕は思います。
まとめ
今回は看護学生さんやこれから医療系の学校に入学を考えている方に向けて「iPadは持ってた方が良いですよ!」っていうお話をさせてもらいました。
僕はお金に余裕がない状態で買いましたが、本当に買って良かったと実感してます。
いつでもどこでも勉強できるって、学校や仕事で時間が無い中では本当に助かります。
結婚してる社会人学生さんとかだと家事なんかもあって本当に余裕がないですから、少しの時間でも有効活用できるよう、思い切って買ってみると良いですよ!
確実に世界が変わります!!
ではこの辺で!