今回は、これから資格取得を目指して学校への入学を検討されている社会人の方に向けて絶対に活用すべき
『専門実践教育訓練給付金制度』について解説していきます。
学費を安く抑えてお得に資格取得を狙える制度なので、絶対に活用していきましょう!
僕と同じように看護学校への入学を考えている方はこちらの記事もどうぞ。
すでに受験を決めている方は受験対策の記事も書いてるので参考にしてみて下さい。
このブログの執筆者

専門実践教育訓練練給付制度って何?

専門実践教い・・言えない、、

長いよね 笑
今回は専門的な話は抜きにしてざっくりとした概要と重要な注意点だけを話していくから安心して聞いてね!
名で体を現わそうとしすぎでは?
と突っ込みたくなるくらい言いにくい名前ですが、
一言で言うと、学費の70%が返ってくる制度です。
もう少し具体的に言うと、3年制の学校(専門学校など)の場合、1年ごとに学費の50%(年間上限40万円まで)、卒業後1年以内に就職することでさらに20%、
計70%、最大で168万円が返ってくるというまさに夢のような制度です!

何その制度!笑
そんなことして国は大丈夫なの?

そう思う気持ちも分かるよ笑
けど、例えばフリーターだった社会人がこの制度を利用して看護師になったとしたらきっと年収が上がるよね。
その分回収できる税金も増えるわけだから、国としても長期的に見ればプラスになるんじゃないかな

あとあと回収できるから大丈夫ってことね。
社会人であれば誰でも使える制度なの?

良い質問!
この制度は社会人であれば誰でも、専門学校ならどこでも使えるって訳じゃないんだよね。
それを今から説明していくね
利用できる条件① 一定期間、雇用保険に加入していること
専門実践教育訓練給付金を利用するためには3年間(初回利用であれば2年間)、雇用保険に加入している必要があります。
なので今後この制度の利用を考えている方で現在雇用保険に加入していない方は働き方を見直す必要があります。
雇用保険の加入条件は以下にまとめています。
雇用保険の加入条件
・週20時間以上の勤務
・31日以上の継続勤務
正社員であれば週5勤務、1日8時間の週40時間が基本なので問題ありません!
アルバイト・パートでも週20時間を超えていれば会社側に加入させる義務がありますが、給与明細に雇用保険があるか確認してみましょう!
また現在雇用保険に加入していない方でも入学日が離職から1年以内であれば大丈夫です!
利用できる条件② 専門実践教育訓練給付金制度の指定講座であること

指定講座って?

この制度が利用できる学校のことだよ
この制度は、厚生労働省に選ばれた学校のみで利用できる制度なので、入学を考えている学校が指定講座になっているか調べることが必要です。
これに関しては厚生労働省のHPに検索システムがあるのでそこから探してみましょう!
指定講座が分かったところで、ひとつ重要な注意点をお伝えします。
これを理解していないと、指定講座を選んだつもりが制度の恩恵を受けられない場合があるので必ず読んで下さい。
重要な注意点 ”入学時点”で指定講座になっていること
それぞれの指定校には、指定期間というものが設定されています。
例えば看護専門学校は基本的に3年間通学するので、指定期間は3年間です。
2020年から指定されている看護専門学校があった場合は、2020年〜2022年の間は指定講座に選ばれているということを意味します。
なので2020~2022年の間に入学した学生さんはどの年度であっても3年間給付を受けることができます。
と、ここで大事な注意点があります
2022年度の入学生までは3年間給付できるという事は、「2023年に入学した場合も残り2年分の給付をもらえる」と考えてしまいますが、実は違います。
この制度はあくまで、入学した時点でその学校が指定講座になっていれば利用できる制度です。
つまり、2022年までは指定講座だったけど2023年から指定講座じゃなくなった場合、
2023年度に入学した学生さんにはこの制度がまっっっったく適応されません。
つまり2020~2022年度入学の学生さんは3年間の給付で最大168万円が返ってきますが、
2023年入学の学生さんは学費を満額納めることになります

何それ不公平!!

確かにね、、、
継続or打ち切りの条件は僕も完全には把握してないけど、国試合格率や進級率の条件をクリアできた学校が継続の申請をするかどうかで決まるみたいだよ
打ち切りか継続かは学校HPのお知らせなどでも通知されることがあるのでこまめにチェックしておくことが大切です。
受験を検討している時点で発表されていない場合は絶対に学校に問い合わせましょう!
まとめ
今回は社会人が看護学校や鍼灸学校などでの資格取得を狙っている場合であればでぜひ活用したい、専門実践教育訓練給付金制度について解説しました。
先程述べた注意点に関して把握できていないまま入学してしまい「騙されたー!!」と思ってしまう方も多いので、後悔しないように、しっかり調べておきましょう!
みなさんがこの制度を上手く利用して資格を取得出来ることを祈っています、
ではこの辺で!